エックスサーバー株式会社（所在地：大阪市北区、代表取締役：小林 尚希）は、2025年5月22日、当社が運営するVPS（仮想専用サーバー）サービス『XServer VPS』において、ドメインを無料で利用できる「XServerのサブドメイン」の提供を開始しました。
「XServerのサブドメイン」は、ご希望の文字列と当社が提供するドメイン（.xvps.jp）を組み合わせることで、専用のURL（サブドメイン）をすぐに作成できる機能です。本機能を活用することで、お客様によるドメインの事前準備が不要となり、サービスの利用開始にかかる時間とコストを大幅に削減できます。
今後も当社は、お客様にとってより良いサービスを提供できるよう、サービスおよび機能の向上に努めてまいります。

■「XServerのサブドメイン」について

ご希望の文字列と当社が提供するドメイン（.xvps.jp）を組み合わせることで、専用のURL（サブドメイン）をすぐに作成できる機能です。
一般的に、「.com」「.net」「.jp」などの独自ドメインを利用する場合、年間で約1,000～4,000円の維持費が発生します。しかし、「XServerのサブドメイン」を活用することで、このコストを削減できるだけでなく、独自ドメインの取得や管理といった作業も不要となり、サービスの利用開始にかかる時間とコストを大幅に削減できます。
利用例
任意の文字列を「example」とした場合、「example.xvps.jp」のサブドメインを無料で作成可能。

■「Dify」環境の構築がさらに簡略化

『XServer VPS』では、2025年2月に「Dify」アプリイメージにおいて、サーバーインストールと同時にドメイン設定やSSL証明書の自動発行・設定が行える「ドメイン・SSLクイック設定」機能をリリースしました。
今回、新たに「XServerのサブドメイン」の提供が加わったことで、ドメイン取得やDNS設定が不要となり、「Dify」アプリイメージを用いた環境構築の手間とコストがさらに削減されます。
「Dify」アプリイメージとは
「Dify」は、ChatGPTのようなAIアプリケーションを誰でも簡単に作れるオープンソースのノーコード開発ツールです。
通常、「Dify」の環境構築には一定のサーバー知識が求められますが、『XServer VPS』の「Dify」アプリイメージを利用することで、複雑なセットアップを大幅に削減し、開発リソースをアプリケーション本体に集中させることが可能です。また、アプリイメージの利用に際して追加料金は発生せず、『XServer VPS』の利用料金のみでご利用いただけます。

「Dify」アプリイメージ 特設ページ

『XServer VPS』について

国内シェアNo.1（※1）のレンタルサーバー『エックスサーバー』が満を持して提供するVPS（仮想専用サーバー）サービスです。『エックスサーバー』が誇る高性能・高品質なインフラ環境を活かし、vCPU3コア、メモリ2GBのハイスペックサーバーを初期費用無料・月額830円から利用できます。2022年9月にサービスの提供を開始し、現時点で利用件数は3万件(※2)を突破しています。
『XServer VPS』では、ChatGPTのようなAIアプリを誰でも簡単に作れる「Dify」をはじめ、多数の「OSイメージ」「アプリイメージ」を取り揃えています。用途に応じたイメージを選択するだけで、サーバー作成と同時にOSのインストールやアプリケーションサーバーの構築が完了するため、初心者から上級者まで幅広いユーザーに選ばれています。
さらに、2025年2月にはスペックを大幅に強化し、ディスク容量は最大2,400GB、メモリ容量は最大96GBへと拡張され、より高性能なVPSサービスへと進化しました。膨大なデータ処理やリアルタイムAPIの利用が求められるAI開発においても、十分に対応できるスペックを備えています。

『XServer VPS』公式サイト

エックスサーバー株式会社
■会社概要
名称　　　： エックスサーバー株式会社
本社所在地： 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 タワーA 32F
代表者　　： 代表取締役　小林 尚希
設立　　　： 2004年1月23日
資本金　　： 1億円（資本準備金含む）
事業内容　： クラウドインフラ事業、Webアプリケーションシステムの開発事業、その他、インターネット関連サービス事業
URL　　　 ： https://www.xserver.co.jp/


※1 2024年10月時点、W3Techs 調べ。
※2 2024年10月7日時点、自社サービスの合計値