四天王寺参道のオオウエ第二倉庫(大阪市天王寺区大道1)で8月21日、和紙をテーマにしたイベント「そら第一部完! これからの四天王寺の話をしよう」が開催された。
「そら第一部完! これからの四天王寺の話をしよう」のポスター
同イベントは、同所を盛り上げようと弘法大師の月命日21日(お大師さん)に合わせ昨年9月から月1回(2日間)の割合で開いている「そら-四天王寺は謡う-」の一環。メンバーは天王寺中学校2003年卒の同級生5人。これまで和紙と何かを組み合わせたイベントを続けてきた。
今回は、当初の目標だった1周年(12回目)を迎え、壁にこれまで開催されたイベントを振り返る写真・作品の展示や関わった人のメッセージを掲出。来場者が感じた四天王寺の印象などを書く和紙も用意した。
メンバーの大上博行さんは「目標の1年で当初は終わるつもりだったが、地元の人とか訪れる人が声を掛けてくれたので、恒常的に5年、10年のスパンで見て街を盛り上げたいと思った。これからは和紙にこだわらない。ただ見せるだけでない交流の場を作る団体に『そら』がなっていければ」と話す。「今まで会えなかった人と知り合えた。半年ぐらいたってから、街の人から後押ししてくれるようになったのが(メリットとして)一番大きい」とも。
8月24日も同所で開催。開催時間は11時~19時。無料。