通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)展望台で7月23日、8月4日に大阪城音楽堂(中央区)で開催される音楽フェス「大阪音楽祭《誕生》」の出演者が幸福の神様ビリケンさんに成功を祈願した。
芸術家集団「イーゼル芸術工房」からの選抜メンバーで構成する通天閣初のオフィシャルバンド「通天交響楽団」が主催する同音楽祭。同バンドには昨年まで32年間、同塔に鎮座していた幸福の神様ビリケンさん(2代目)もメンバーに加わり、ライブ会場などに帯同している。
大阪音楽祭には同バンドのほか、先月閉鎖した通天閣歌謡劇場に出演していた演歌歌手・吉野悦世さん、新世界の串かつをPRするキャラクター「くしたん」のテーマソングを作詞・作曲したシンガー・ソングライターむんむさん、展望台でフリーライブを行っている岩本三千代さんの新世界・通天閣ゆかりの歌手やクルール、usaginingenなどが出演する。
通天交響楽団のリーダー・竹下壽晃さんは「大阪のミュージシャンを開拓して元気に活動していこうと考えた第一歩」と話し、「(会場は椅子席のみで2000席のキャパシティーだが)今のところ約150人しか予約が入っていない」とも。
開催時間は14時30分~20時。チケットは1,000円(自由席)。ホームページで予約を受け付けている。