四天王寺(大阪市天王寺区四天王寺1、TEL 06-6771-0066)境内の和労堂で7月13日、落語会「らくごの夕べ」が行われた。
同寺が本格的な落語会を開いたのは初めてで、米朝事務所の桂ひろばさん、桂雀五郎さん、桂佐ん吉さんが出演。普段は休憩所で使われている和労堂に高座を設けた。用意された50席は前売り段階で完売。当日は太鼓の演奏などの演出も行われ、全て四天王寺が登場する話で構成した。
担当者は「落語は仏教の説法から生まれたといわれ、関わりが深いので開きたかった。これからも続けたい」と話す。
同所で今月27日、怪談を題材しにた落語会「怪談噺(ばなし)の夕べ」も行われる。出演は桂南天さん、桂ひろばさん、桂吉の丞さん。会場を暗くして照明はスポットライトとろうそくのみで行う予定。開演は19時。前売りチケットは1,000円。和労堂で販売している(8時30分~16時30分)。