日本一広い百貨店「あべのハルカス近鉄本店」、全体構想発表

あべのハルカス近鉄本店2階イメージ

あべのハルカス近鉄本店2階イメージ

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 建設中の日本一高い超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)に入居する百貨店「あべのハルカス近鉄本店」の全体概要を発表する記者会見が11月6日、天王寺都ホテル(同区松崎町)で開かれた。

あべのハルカスダイニング

 同ビルは、2014年春に全面開業を予定する高さ300メートルの超高層ビル。売り場面積約10万平方メートルと日本一の広さの百貨店になる同店のほか、近鉄・大阪阿部野橋駅、大阪マリオット都ホテル、オフィス、美術館、展望台などが入居予定。あべのハルカスは、現在建設中のタワー館と隣接する既存の百貨店部分・ウイング館で構成する。

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 会見では、近鉄百貨店の飯田圭児社長がこれまでの「近鉄百貨店阿倍野店」の呼称から「あべのハルカス近鉄本店」に変更することとタワー館部分を来年夏に先行オープンすることを発表した。

 来年夏に先行オープンを予定するのは、レストラン街、インテリア専門店などで構成するリビングフロア、スタジオ併設のキッチン用品売り場、各店のスイーツを持ち込めるカフェを併設したデパ地下スイーツ売り場、生鮮食品などを扱うデーリー食材売り場、カフェ21店、メンズ、レディスファッションフロアなど。秋には、フィットネスクラブも併設したスポーツフロア、百貨店初となる屋上貸し菜園、ファッションなどシニア女性をターゲットにしたフロアなどがオープン予定。

 2014年春の全面開業時には、ヤング層向けの駅ビル型ファッションゾーン「あべのパッセ(仮称)」が約1万1000平方メートルの売り場に100店舗、野外型子どもの遊び場、350人収容のホール「近鉄アート館」なども展開する。

 レストラン街「あべのハルカスダイニング」に出店する飲食店(カッコ内は運営会社)は、ハワイアンレストラン「エム アンド エル ハワイアン(仮称)」(ゼットン)、イタリア料理店「アル・ケッチァーノ OSAKA」(アル・ケッチァーノ)、野菜イタリアン「AWキッチン」、和食店「やさい家めい(仮称)」(以上イートウォーク)など。地元からはハンバーグレストラン「昭和町BOSTON(仮称)」も出店。フロアは12~14階で広さ約1万1000平方メートルに42店舗。総席数は2800席になる。

 百貨店初の取り組みとして、NPOなどの市民活動団体が活動できる計700平方メートルのスペース8カ所も設け、来年夏から展開予定。ボランティア約100人が活動をサポートする。

 予想年間来店客数は建て替え前の1.5倍になる4500万人。