![通行人を驚かせた「セルフ祭」のパレード](https://images.keizai.biz/abeno_keizai/headline/1343618403_photo.jpg)
通天閣近くの商店街「新世界市場」(大阪市浪速区恵美須東)で7月28日・29日、奇抜なアートイベント「第2回セルフ祭」が開催された。
5月に新世界かいわいで催されたアートイベント「ツムテンカク」の一環で初めて開かれた同イベント。今回はアーティストなど50組以上が参加。会場には、閉鎖されている店舗や空地などを利用した。
両日、空き地に流しそうめんの造形、巨大な腕のオブジェを祭った神社、たくさんの傘を飾りつけたブランコなどを施し、アート作品なども展示。奇抜な面などを被り、腕のオブジェを担いだり鼓をたたいたりするなどのパレードや、河内音頭の演奏に合わせて踊るなどのプログラムを展開した。
営業している16店舗には、電通の若手チーム有志が製作したポスターも掲出した。
主催者の一人で自宅全体もアート作品「セルフ屋敷」にするなどの活動をしている異空間演出家のコタケマンさんは「前回は多くの人が来たが市場の店の売り上げにつながらなかった。『祭りおこしてまちおこす』をテーマに今回は一緒に商品を考えたりした」と話す。
セルフ祭は8月26日、江之子島文化創造芸術センター(西区)でも予定する。