JR新今宮駅(浪速区)で7月3日、「新世界100周年キン肉マンプロジェクト」のヘッドマークを渡す受領式が行われた。
当日は、キン肉マンの作者ゆでたまごの2人が同駅長にキン肉マンが描かれたヘッドマークを手渡した。新世界100周年実行委員会・松本芳夫委員長、浪速区・浅野宏子区長も出席した。
キン肉マンが描かれたヘッドマークは、大阪環状線を走る1車両に8月31日まで掲出。同駅にも「新世界キン肉マンプロジェクト」の装飾が施されている。
7月3日に100周年を迎えた新世界・通天閣の記念イベント「新世界100年まつり」の公式キャラクターにキン肉マンを採用したことで展開される同プロジェクト。ゆでたまごの嶋田隆司さんと中井義則さんが同エリアに縁が深いことからオファーした。
現在、阪堺電車でもキン肉マンに登場するキャラクターをラッピングした「キン肉マン電車」も運行。南海電車では、作者ゆかりの地を巡るスタンプラリーも行っている。
浪速区出身の中井さんは「この駅は子どものころによく利用していたので(今回の件は)うれしい」、嶋田さんは「僕たちが33年前に東京に行ったときは誰にも知られていなかったが、新世界がキン肉マンだらけになって光栄」と、それぞれ話す。