天王寺動物園でヒツジの毛刈り-夏に向け「衣替え」、恒例行事に

天王寺動物園でヒツジの毛刈りが行われた

天王寺動物園でヒツジの毛刈りが行われた

  • 0

  •  

 天王寺動物園(大阪市天王寺茶臼山町)で夏の衣替えの日となる6月1日、毎年恒例の行事「ヒツジの毛刈り」が行われた。

飼育スタッフがヒツジの毛を刈る様子

[広告]

 当日は、雄1頭・雌4頭の5頭をバリカン、はさみを使い1頭当たり4~5人掛かりで約1時間掛けて毛刈りした。逃げるヒツジを飼育スタッフが必死で追い掛かける姿も見られた。

 ヒツジは家畜化の品質改良で、自然には毛が抜けないという。そのため熱中症対策などの目的で年に1回、人の手で毛を刈り取ってやらなくてはならない。

 刈られた羊毛は1頭約4キロ。飼育スタッフは「草地ではなく、土面で飼育しているので羊毛に土や砂が混じり質はよくないが、要望があれば学校などへの提供も考えている」と話す。

 見物客からは「痛そうでかわいそう」「涼しそう」などの声も聞かれた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース