
大阪で路面電車を運行している阪堺電気軌道(阪堺電車)と通天閣(大阪市浪速区)を運営する通天閣観光が5月20日、「通天閣&阪堺電車 ゴールドパス」の販売を開始した。
共に南海電鉄グループの阪堺電車と通天閣が連携して企画した「通天閣&阪堺電車 ゴールドパス」は、阪堺電車の全線1日フリー乗車券「てくてくきっぷ」と通天閣「一般展望台」「特別屋外展望台」の入場券がセットになったパス。訪日観光客向けの「TSUTENKAKU & TRAM Gold Pass」も発売する。販売開始を記念して数量限定で、通天閣と阪堺電車がデザインされたクリアファイルを進呈する。
通天閣観光の高井隆光社長は「このパスは国内のお客さんはもちろんインバウンド(訪日客)が各外国語に対応したサイトで事前に購入できる。大阪・関西万博で盛り上がっているときだからさらなる阪堺電車沿線の金脈を掘り当ててほしい。南海電鉄グループの一員として阪堺電車と通天閣が力を合わせて阪堺電車沿線エリアも盛り上げる」と意気込む。
価格は、通常料金と比べて300円引きの15歳以上=1,900円、200円引きの12歳~14歳=1,300円、5歳~11歳=950円。阪堺電車・通天閣の各公式サイトで販売する。