「2023 STAIRCLIMBING(ステアクライミング) JAPAN CIRCUIT・第2戦 大阪大会」が11月19日、あべのハルカス(大阪市阿倍野区)で開かれた。
ステアクライミングは、超高層ビルや高層タワーの頂上を目指して階段を駆け上がるタイムトライアルレース。海外でも年間300ほどのレースが開催されているという。大阪大会は中部電力 MIRAI TOWERで5月に開催された名古屋大会に続き、世界選手権大会として開かれた。コースは、あべのハルカスの1階から展望台の60階。
当日は公募で集まった約1000人や、世界選手権男子13人(日本選手3人)・女子9人(日本選手3人)、SJCエリートランナー男子21人・女子12人が出走。ゲストランナーとして、タレントの森脇健児さん、ランニングインフルエンサーのきゃっするひとみーさん、プロランナーの福田穣さん、下門美春さんも参加した。
世界選手権の1位は、男子が渡辺良治選手(タイムは8分53秒)、女子が吉住ゆり選手(10分20秒)。
階段マラソンに複数回出走している森脇さんは「なんでこんなことをしているのかといつも思う。走り終えて、あべのハルカスからの景色を見て、やって良かったと思った。まだまだ僕もできる。年齢は関係ない、老化やない、進化や」と振り返り、今後の参加については「今はまだ考えられない」とほほ笑む。