日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)で6月11日、「阿倍野神輿(みこし)」と「阪南獅子舞」が巡行するイベントが開かれた。
阿倍王子神社(同)の「阿倍野神輿」と、阿倍王子神社の氏子地域である阪南地区に伝わる「阪南獅子舞」が、大阪・関西の厄よけ、運気上昇を祈願する目的で行われた。阿倍野神輿の巡行は2018(平成30)年と2019年にも行われ、今回は4年ぶりの実施で「阿倍野区制80周年記念事業」も兼ねた。
当日は80人が参加し、「阿倍野神輿」「阪南獅子舞」が同ビル周辺や、ハルカス300(展望台)などを「わっしょい」の大きなかけ声と共に巡行。「大阪締め」による祈願も行った。
巡行に参加した山田国広阿倍野区長は「コロナ禍を乗り越えて、こういうイベントもできるようになってうれしい。阿倍野区制80周年を迎え、2025年大阪・関西万博も控えているので阿倍野区の魅力を発信していきたい」と意気込む。