近畿日本鉄道の大阪阿部野橋駅(大阪市阿倍野区)、針中野駅、矢田駅(東住吉区)が4月13日、開業100周年を迎えた。
3駅は1923(大正12)年4月13日に開業。同社では100周年を記念して記念ツアーの開催や記念グッズ、記念入場券の発売などの企画を展開する。
大阪阿部野橋駅では同日、開業100周年記念式典と出発式を開催。ホームで出発式のテープカットを行い、観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」に記念ヘッドマークを装着した。
記念式典には、阿倍野区の山田国広区長、阿倍野区商店会連盟の和田一義会長らが出席。近畿日本鉄道・大阪統括部の高浦仁史運輸部長は「大阪阿部野橋駅は2014(平成26)年に日本一高いビル、あべのハルカスが全面オープンして名実とも日本一のターミナル駅になった。当社においても一番乗降が多い駅として利用いただいている。2025年には大阪・関西万博が開催されるが、この阿倍野地区でも新たに大きなお客さまの流れができると期待している」とあいさつした。