21世紀型の奇祭「セルフ祭」が9月23日、通天閣近くの商店街「新世界市場」(大阪市浪速区)で始まった。
2012(平成24)年にシャッター街になりつつある新世界市場を盛り上げようと始まり、同所で度々開催されてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響で一昨年は開催されず、昨年は規模を縮小して恒例の儀式は行わずに展示中心のイベントを開催した。
今年は、仮装した人を並べる「人並べの儀式」、開催を祝う「ふんどしテープカット」などの恒例となった儀式を行うなど3年ぶりの本格開催となった。谷内一光さんのパフォーマンス「絵の具舞踏」には、多くの人が観覧に訪れた。
代表のきのぴーさんは「儀式がある生活と儀式がない生活は全然違う。儀式がある生活はみんながとても明るく、ハッピーになれます」と話した。
開催時間は10時~18時。今月24日まで。