長居公園(大阪市東住吉区)に7月29日、食やスポーツ、アートの新施設がオープンする。
【動画】長居植物園に光のアート空間「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」
同園は2021年4月1日から20年間、ヤンマーホールディングスのグループ会社「わくわくパーククリエイト」が指定管理事業者として管理・運営する。同社は「長居公園パークマネジメントプロジェクト」と題し、「食・スポーツ・アート・学び」を軸として、既存施設を有効活用したイベント開催やにぎわいの創出により都市公園の価値向上を図り、セレッソ大阪や地域社会と連携し、世代を超えて楽しめるパークマネジメントに取り組むという。4月には長居植物園を土壌改良してリニューアルオープンしたほか、24時間利用可能なスケートボード広場を開設した。
29日にオープンするのは、ヤンマー直営のフードコート型レストラン「ヤンマーマルシェ長居」、フットサルコート「セレッソフットサルパーク長居」、カフェ「桜珈琲(コーヒー)」、食の文化交流館「OSSO MARKET & KITCHEN NAGAI」、スイーツ店「コンフィテリア エーセ」、アスレチック「ボウケンノモリ NAGAI」。そのほか、相撲場の移設・整備、芝生広場の新設も行った。
長居植物園にも同日、アート集団チームラボによる夜の常設展「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」がオープンする。
わくわくパーククリエイトの神原清孝社長は「今回の新しい店で終わりでなく、新しい施設をやっていきたい。まだまだ(パークマネジメントの)経験不足なので、ノウハウをためてチャレンジしていきたい」と意気込む。