大阪府が5月23日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大・収束状況を判断するための府独自の指標・基準となる「大阪モデル」を、警戒を示す「黄色信号」から約4カ月ぶりに「警戒解除」を示す「緑色信号」に引き下げた。
通天閣のLEDビジョンに大阪府のキャラクター「もずやん」の笑顔も
通天閣(大阪市浪速区)を運営する通天閣観光(同)は、大阪府からの要請に応じて、2020年5月から度々、「大阪モデル」に応じた色のライトアップで周知に協力した。今回も緑色の点灯を今月29日まで実施する。
通天閣観光の高井隆光社長は「ゴールデンウイークの来場者数はコロナ禍前の7割ぐらいまで回復した。緑色が一日も長く続いてほしい」と話し、「(5月9日にオープンした滑り台)タワースライダーが好評なので、夏休みは大阪、新世界に遊びに来てほしい」と期待を寄せる。