セレッソ大阪の本拠地「ヨドコウ桜スタジアム(長居球技場)」(大阪市東住吉区、長居公園内)で4月1日、竣工(しゅんこう)式・寄付収受式が行われた。
寄付収受式には、松井一郎大阪市長、ホンダリエ大阪市市会議長、桜スタジアム建設募金団体代表理事を務めるセレッソ大阪の森島寛晃社長、セレッソ大阪スポーツクラブの藤田信良代表理事が出席した。
募金や助成金などで増設、改修を行った同スタジアムは、セレッソ大阪のホームゲーム年間約20試合、サッカーの天皇杯・皇后杯・大学選手権・高校選手権などのほか、ラグビー、アメリカンフットボールなどを開催する予定。収容人数は約2万5000人。
1日は、セレッソカラーなどさまざまな色に変えられる照明を備えたホーム側ロッカールームや、ラウンジなど内部が報道陣に公開された。
森島社長は「ヨドコウ桜スタジアムで選手、観客の皆さんがスポーツを通じてより一層親しみ、大阪の文化の発展に貢献していければ。そして子どもたちの夢となり、みんなから愛されるスタジアムになることを願っている」と話し、「(セレッソ大阪の)素晴らしいプレーで、夢や感動、元気を皆さんに届けていけるように頑張っていきますので、セレッソ大阪に熱い応援をお願いします」と松井市長に呼び掛けた。