あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)が2月2日・5日、医療従事者向けにバレンタインチョコレート販売会を開いた。
あべのハルカスの貸し会議室を使って開催した販売会。近鉄百貨店が新型コロナウイルス感染症の感染リスクへの懸念から多くの人が集まる場所への外出への来場を諦める医療従事者が多いと見込んで企画し、当日は近隣の医療施設の従事者が来場した。会場は時間帯指定の予約制や、販売員が発声しないなどの感染症対策を施した。
同店担当者は「毎年9階催事場でのバレンタイン催事を楽しみにしていただいている方の中にも医療従事者の方がいらっしゃるのではないか、そしてその方々は今、来店しにくい状況なのではないか、だったら百貨店に足を踏み入れなくてもチョコレートが購入できる場を作れないか?というところから企画がスタートした」と話す。「日々大変な状況の中で、私たちの健康と安全を支えてくださる医療従事者の方が、安心して、そして楽しくお買い物できたと感じていただけたらうれしい」とも。