「松浦奈々ヴァイオリンコンサート 春 薫る弦の調べ」が2月26日、大阪市立阿倍野区民センター小ホール(大阪市阿倍野区阿倍野筋4)で開かれる。主催は咲くやこの花賞受賞者等支援事業実行委員会。
咲くやこの花賞は大阪市が1083(昭和58)年度から、将来の大阪文化を担うべき若手芸術家に対して贈呈しているもの。咲くやこの花コレクションとして、令和元年度咲くやこの花賞 音楽部門「ヴァイオリン」受賞者で日本センチュリー交響楽団のコンサートマスター松浦奈々さんが、春を感じる色彩豊かな曲目を披露する。会場での鑑賞のほか、収録映像のオンライン配信(3月10日~16日)も行う。
公演では、前半はメンデルスゾーンの美しい楽曲から「春の声」、名バイオリニストでもあったクライスラーのおしゃれなワルツ「美しきロスマリン」などを選曲。そして、咲くやこの花賞受賞のきっかけとなった、リサイタルで演奏したベートーヴェンも1曲演奏する。
松浦さんは「今回コロナ禍の中、コンサートをさせていただけること、とてもうれしく思っている」と話し、コロナ禍の中「コンサートでもうすぐ訪れる春の香りや彩りのイメージを少しでも感じていただけたら。そんな思いでコンサートプログラムも考えてみた」と思いを明かす。「動画配信もしていただけるので、そちらでも楽しんでいただけたらうれしい」とも。
開演時間は19時。座席は2,500円(入場整理番号付き自由席)。配信視聴料は2,000円。