天王寺動物園（大阪市天王寺区）で8月9日、夜の動物を観察できるイベント「夏のナイトZOO」が始まった。

天王寺動物園のライオン

　同園のナイトZOOは2015（平成27）年に初開催して以来、度々開かれ、毎回多くの人が来園する人気イベント。今年春も開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止した。

　今回は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、1日2000人の定員枠を設けて事前募集を行った。8月9日・10日・14日・15日の4日間の開催で、計8000人の定員に対して約3万2000人の応募があったため来園客は抽選で選んだ。

　当日は、通常のナイトZOOで行われる飼育スタッフによるガイドや餌やりなどは、新型コロナ対策で人が密集しないようにして行わず、定員も設けていることから、全体的に静かな雰囲気だった。