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阿倍野・火災被害で出店断念のベーカリー、復活に向けクラウドファンディング

チラシ配りすると川端優里さん(次女)と高田舞美さん(長女)に地元の人が励ましの言葉を掛ける(火事現場前で30日)

チラシ配りすると川端優里さん(次女)と高田舞美さん(長女)に地元の人が励ましの言葉を掛ける(火事現場前で30日)

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 大阪メトロ谷町線・阿倍野駅近くで開業前に火災被害に遭ったベーカリー「ブーランジェリーショー」が5月29日、阿倍野で復活しようとクラウドファンティングを始めた。

「ブーランジェリーショー」の復活に向けてクラウドファンディング

 昨年まで西宮市でフランチャイズ店のベーカリーを営んでいたパン職人の川端正悟さん(58)が娘3人と一緒に思い通りの店を作ろうとした同店。半年ほど前から準備して5月9日にオープンする予定だったが、開業4日前の5月5日に起きた隣の飲食店が出火原因の火事で店が全焼し、同所での開業を断念した。

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 川端さんと娘3人は再び開業することを決意。店のインスタグラムに阿倍野の人から励ましの声が多く届いたことなどから、開業する予定だった阿倍野で10月開業を目標に再び物件を探すことにした。融資を受けて準備したという開業資金は厨房(ちゅうぼう)機器や内装などで使ったので、新たに準備しないといけないという。

 娘3人はSNSでクラウドファディングの勧めを受け、開業資金の一部として1,000万円を目標に支援を募ることにした。クラウドファンディングには現在、5日間で約700人から800万円を越える支援が集まっている。

 クラウドファンディングを始めた翌日の30日には、火災現場前で長女の高田舞美さんと次女の川端優里さんが支援を募るチラシを配布。火災に遭ったことを知っている人が多く、たくさんの人が励ましの声を掛けていた。優里さんは「(支援が)まさかこんなすぐに集まるとは思っていなかったので、家族全員驚いている。大変ありがたい」、舞美さんは「開業にはまだまだ足りないので追加融資や資金作りで動いている。クラウドファンディングで毎日活動報告して、頑張っていきたい」と意気込む。

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