阿倍野歩道橋(大阪市阿倍野区)のネーミングライツパートナー企業が友安製作所(大阪府八尾市)に決定し、通称名は「友安製作所Cafe阿倍野歩道橋」となった。
契約期間は2019年11月19日~2022年11月18日の3年間。契約料は135万円(年額)。11月20日から、同歩道橋に「友安製作所Cafe阿倍野歩道橋」と掲出されている。友安製作所は2017(平成29)年、同歩道橋から近い阿倍野区阿倍野筋2丁目にインテリアとDIYが融合したカフェ「友安製作所Cafe&Bar阿倍野」をオープンさせていることから、今回のネーミングライツに応募したという。
同社の広報担当者は「地域に何か少しでも貢献をしたいという思いから、道路の維持管理などに活用することを目的にしているネーミングライツというものがあるのを知り、パートナー企業の申し込みをさせていただいた。阿倍野歩道橋は、グッドデザイン賞を受賞している非常にデザイン性の高い歩道橋で、たくさんの街や施設、人と人をつないでいるところに魅力を感じた。この度のネーミングライツで、魅力的なまちづくりに生かしていただけたら」と期待を寄せる。
大阪市では、管理する歩道橋を自主財源の確保の観点から有効活用し、得られた収入を道路の維持管理に活用することを目的として、歩道橋の通称名の命名権(ネーミングライツ)を募集している。