長居公園(大阪市東住吉区)で11月3日、「マニュライフ生命 長居公園 距離表示完成記念 ランニングイベント」が開かれた。
マニュライフ生命は、多くの市民ランナーが練習している同園ランニングコース(1周2.8キロ)に「距離表示」を設置。「スタート地点」のほか、スタートから「1周とココまでで5Km」「3周とココまでで10Km」「5周とココまでで15Km」「7周からココまでで20Km」「10周とココまでで30Km」「14周からココまでで40Km」を、7カ所に設けた。ランナーからは同園に「距離表示」設置の要望が寄せられていたという。
記念イベントでは、2019年世界陸上の男子4×100mリレーで銅メダルに輝いた多田修平選手がゲストとして登場し、公募で集まった39人と一緒にドリル練習やランニングコースを走った。講師は川面聡太選手が務めた。
東大阪市出身の多田選手は「長居公園は中学から記録会とか、インターハイ予選とかもあったので思い出のある会場。ここに来たら地元に帰ってきた感じ」と話した。「この冬季に練習をしっかり積んで、自分の理想の走りができれば10秒0、9秒台はいけると思う」「来年のオリンピックは個人でもファイナルで戦えるような力を身に付け、リレーで金メダル」と目標を明かした。