第26回「鉄道の日」記念イベント「駅祭ティング2019」が10月20日、天王寺公園(大阪市天王寺区)エントランスエリア「てんしば」で開かれた。
日本の鉄道は1872(明治5)年10月14日、新橋~横浜(現在の桜木町駅)間に開通したのが始まり。1994(平成6)年から、10月14日を「鉄道の日」と定め、全国各地でさまざまな行事が行われている。
「駅祭ティング」は、2015(平成27)年からは天王寺公園で開かれており、女子鉄アナウンサーの久野知美さん、芸能マネジャーで鉄道好きで知られる南田裕介さんが登場するのが恒例になっている。会場では、ステージイベントや鉄道各社による物販などを展開する。今年は近畿の鉄道事業者23社が参加した。主催は近畿運輸局や近畿の鉄道各社による実行委員会。
天候に恵まれた当日は、約1万4000人(主催者発表)が来場。鉄道各社の物販に行列ができき、特に阪急阪神ホールディングスグループ各社の鉄道コレクション(模型)が人気だった。
ゲストステージとして、久野さん、南田さんが登場して鉄道トークを展開。2人とも関西出身であることから、「関西に帰って来たと感じる瞬間は?」に久野さんは「環状線に乗ったとき」「地元が寝屋川なので、おけいはんに乗ったとき。大阪城を見たらホッとする」、南田さんは「行先の方向幕を見たときに関西に帰ってきたなと。たとえば大和路快速、加茂とか。加茂って東京で生活しているとこの2文字が並ぶことない」などと、それぞれ話した。