ひびのこづえ展「みる・きる・つくる」が10月8日、Hoop(大阪市阿倍野区)4階の特設会場で始まった。
野田秀樹さん作・演出の舞台での衣装や、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」の衣装・セットなどを手掛けているコスチューム・アーティストひびのこづえさんの展覧会。著名な俳優陣が着用したNODA・MAPの舞台衣装、2017(平成29)年・2018(平成30)年に上演したダンス作品「不思議の国のアリス」の舞台衣装など約70点を展示する。ひびのさんがデザインした一点物のバッグの展示販売も行う。展示している衣装は撮影できる。
併せて、3階特設会場でポップアップショップも同時開催。ハンカチ、アクセサリーなどの雑貨を販売するほか、ミニワークショップを展開する。
ひびのさんは「タイトルが『みる・きる・つくる』で、ただ見るだけじゃなくて、見に来た人もちょっと体験したり、アートを身近に感じたりしてほしい。野田秀樹さんの舞台で遠くでしか見られなかった衣装が目の前で見られて、役者さんが着たリアリティーが伝わる。バルーンドレスは着ることもできるので、遠い存在だった衣装を身近に感じてもらえれば」と話した。
開催時間は11時~21時(最終日は18時閉場)。入場料は400円、高校生以下無料。今月30日まで。