階段垂直マラソン「ハルカス・スカイラン2018」が11月4日、日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)で開かれた。
世界主要都市の超高層ビルで開催される階段垂直マラソン世界シリーズ「2018Vertical World Circuit」の第7戦目として開催。ビル頂上を目指して階段を駆け上がるタイムトライアル式のレース。ハルカスでは、1階から60階(展望台)の階段1610段がコースとなる。
開会式には、ゲストランナーの森脇健児さん、ハルカスUPアンバサダーのDJ KOOさん(TRF)、ハルカス・スカイラン応援団長のSHINGO★西成さんらが登壇した。
大会には1000人以上が参加。VWCエリートの部は、男子はピーター・ロボジンスキー選手(ポーランド)が8分32秒、女子は吉住友里選手(大阪)が10分36秒で男女とも昨年の同大会に続いて優勝した。
開会式で「芸能人本気出したらどんだけいけるか見せましょう」と強く語った森脇さんは、14分7秒でゴール。大粒の汗を流しながら「これはきつい。全く陸上競技関係なし、別の種目。あべのハルカスに負けた」と悔しがり、「これ用に練習しないと無理。20階で心が折れた。そこからあと40階あると言われてびっくりした」とコースの厳しさを振り返り、「でも、あべのハルカスに登ってこれたのは、自分自身を褒めてあげたい」と話した。