あべのハルカス(大阪市阿倍野区)で6月2日・3日、「近鉄バーチャルコンシェルジュプロデュース 達人直伝!ワイン・日本酒リアルイベント」が開かれた。
「近鉄バーチャルコンシェルジュ」は、近鉄グループ内に実在する「達人」の知識などをデータベース化したチャットボット(自動会話プログラム)である「近鉄の達人」がコンシュルジュとなり、会話形式で好みなどを聞いて最適な商品を提案するもの。2017年10月に第1弾としてワイン・日本酒のコンシェルジュをウェブサイトで開始した。
2日は、あべのハルカス近鉄本店で「夏のワインセミナー」と題し、「近鉄ワインの達人」のモデルで志摩観光ホテルのチーフソムリエ・杉原正彦さんが講師を務めた。杉原さんは参加者20人に「白ワインと赤ワインの違い」「ワインと料理の合わせ方」などをレクチャー。2016年伊勢志摩サミット日本ワイン選考委員会のメンバーでもあったことから、「大阪のカタシモワイナリーの『たこシャン』(たこ焼きに合うシャンパン)は、サミットのスパーリングワインの最終候補に残っていた」と裏話も明かした。
そのほか、「近鉄日本酒の達人」のモデルであべのハルカス近鉄本店のきき酒師・焼酎アドバイザーの青山修一さんによる「夏の日本酒セミナー」が開かれた。