通天閣(大阪市浪速区)地下1階スタジオ210で12月17日、大阪のご当地アイドル「オバチャーン」が新曲発売記念のフリーライブを行った。
2012年に大阪のおばちゃんで結成された同アイドルユニットは、メンバーの大半が65歳以上。デビュー曲「オバチャーンのテーマ」はユーチューブの再生回数が120万回を超えている。「わくわくオバチャーンランド」と題した通天閣でのフリーライブは今回が19回目で、毎回立ち見客が出るほどの盛り上がりを見せる。
第6弾の新曲「オバ・ザ・スカイ」は、淡路島でロケを行ったミュージックビデオをユーチューブで11月29日に公開。今回はCD化せず、カセットテープ(1,000円)をライブ会場限定で販売する。音源はカセットケース内にあるQRコードでダウンロードできる。カセットにした理由を総合プロデューサーの日座裕介さんは「CDを持っていないメンバーもいたので」と明かす。
オバチャーンは今年の目標をNHK紅白歌合戦出場とかねて公言していたが、「まだお呼びはないがその日は空けている。時間が無いから早く紅白に出たい」と話し、センターを務める舟井栄子さんは「(来年は)いろんなとことろでライブしたい。呼んでいただけたらどこにでも行く」と意気込む。
オバチャーンは同所で12月24日もフリーライブを行う。開演時間は12時、14時、16時 (各30分程度)。観覧無料。公式サイトによると16時の回は体力次第で中止する場合もあるという。