あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区、あべのハルカス16階)は11月20日、今月19日に閉幕した葛飾北斎の展覧会「北斎-富士を超えて-」の総来場者数が26万6118人だったと発表した。
ハルカス美術館の浅野秀剛館長、大英博物館(イギリス)の北斎研究者・ティモシー・クラークさんらが協力して企画した同展。大英博物館に続き、日本で唯一開催した。北斎の晩年の30年間に焦点を当て、肉筆画66件を中心に版画91件など約200作品を展示した。開催期間は10月6日~11月19日の40日間。開催時には16階ロビーの行列ができるなど、大きなにぎわいを見せた。
ハルカス美術館は、「スター・ウォーズ展」(2016年7月16日~8月30日)の総来場者数9万8676万人がこれまでの最多で、今回の北斎展が過去最多を大きく更新した。
今後のスケジュールは、「ジブリの立体建造物展」(12月2日~2018年2月5日)、「生誕120年 東郷青児展」(2月16日~4月15日)などのほか、「太陽の塔」展(9月15日~11月4日)を予定する。