天王寺動物園(大阪市天王寺茶臼山町)レクチャールームで11月29日、「第18次 大阪市・上海市動物交流事業動物収受式」が開催された。
1974(昭和49)年に大阪市と中国・上海市が結んだ友好都市提携の一環として始まった、天王寺動物園と上海動物園との動物交流は今回が18回目。今回は上海動物園からアムールトラ1頭が贈られる予定で、同園からも上海に動物交流使節団を派遣し、「エリマキキツネザル」2頭を贈る。
当日は、上海動物園・副園長など4人が来園。長瀬健二郎園長が平松邦夫大阪市長のお礼の言葉を代読。目録の授与などが行われた。
式には、職員のほか保育園の園児も出席し、中国語であいさつや花束の贈呈なども行った。上海動物園からは園児にプレゼントが贈られた。
受け入れには「ワシントン条約などの手続きで半年かかる」(同園スタッフ)という。