天王寺動物園(大阪市天王寺区)ふれあい広場で5月1日、ゴールデンウイークイベントとして「ヒツジの毛刈り」が行われた。
同園のヒツジは6頭。毛刈りは品種改良で毛が抜けにくいヒツジに夏を涼しく過ごしてもらおうとこの時期に毎年行っており、今年はクールビズが始まった1日に実施した。
当日は多くの来園客が見守る中、飼育スタッフがハサミとバリカンを使ってヒツジの毛を刈った。ヒツジ1頭から刈る毛の量は約4キロで、およそ背広1着分の量という。毛を刈る前、約10人の飼育スタッフが飼育場に入ると逃げ回るヒツジの様子も見られ、訪れた来園客を和ませていた。