新世界や通天閣展望台などで11月23日、アート作品の展示が始まる。主催は大阪府で、「おおさかカンヴァス推進事業」の一環。
同事業は、大阪の街全体をアーティストの発表の場として「キャンバス」に見立て、大阪の新たな都市魅力を創造・発信する企画で昨年より開催。中之島・大阪城、北摂、咲洲・コスモスクエア、北加賀屋、アメリカ村などのエリアでも行う。
通天閣展望台では、ビリケンが主人公の冒険コメディ・マンガ「ビリケン物語~太郎とマリケン純情編」を窓一面に展示。製作は京都精華大学 TMゼミ。展示時間は10時~21時。12月25日(予定)まで。
新世界市場などには、透明な板がはめ込まれた写真フレームを通して街の景色に参加者が未来の街を想像して絵を重ねていくワークショップ「ミライカメラ」を展示。製作はミライカメラ。展示時間は10時~17時。ワークショップは今月23日・27日の10時~と14時~。12月4日まで。
新世界ゲートボール場には、輸送用のパレットを組み合わせ、巨大な迷路を作る「パレットトラベル」を展示。製作はツムテンカク実行委員会。展示時間は10時~17時。12月4日まで。
11月1日からは、ジャンジャン横丁などの商店街に設置している防犯カメラにタペストリーや造花などで装飾する「カンシカメラメカシ(仮題)」を展開している。製作は飯島浩二さん。2011年1月15日まで。