日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)で12月11日、階段垂直マラソンVertical World Circuit大阪大会「HARUKAS SKYRUN(ハルカス スカイラン)」が開かれた。主催はアストラカン大阪。
同大会はロンドン、パリ、シドニー、上海など世界9カ国の高層ビルで開催された階段を駆け登るマラソンレースで、日本では初開催。今回はエキシビシションレースで、来年のVertical World Circuitの新開催地を目指すために開いた。
レースは、地上高さ60階となる同ビル1階のスタート地点からエリートランナーは屋上ヘリポート(1670段)、一般の部のランナーは60階(1610段)がゴール地点。通過式自動計測システムを使用したタイムトライアルレース形式で実施した。
当日は、エリートランナーの男女50人(国内30人・国外20人)、一般の部男女950人が参加。エリートランナー部の男子はピーター・ロボジンスキー選手(ポーランド)が8分34秒、女子は吉住友里選手(大阪)が10分13秒で、それぞれ優勝した。
開会式には、オフィシャルサポーターで元ラグビー日本代表の大畑大介さん、大会のテーマソングを担当するSHINGO★西成さん、同大会のオフィシャルギアパートナーであるリーボックのアンバサダーのAYAさん、ニコラス・ペタスさん、中野ひろゆきさんが登壇。表彰式のプレゼンターは吉村洋文大阪市長、宝田啓行阿倍野区長が務めた。