あべのキューズモール(大阪市阿倍野区)3階スカイコートで5月6日、主演の東出昌大さんと豊島圭介監督が登場した映画「ヒーローマニア-生活-」の公開記念イベントが開かれた。
同作は漫画家・福満しげゆきさんの代表作「生活【完全版】」が原作の実写版。この日はあいにくの雨空にも関わらず、女性を中心に約2000人(主催者発表)が訪れた。
「コメディーは初挑戦」という東出さんは、劇中の情けない走り方を「恥ずかしい」と言いながら披露したほか、「出演者たちの和気あいあいの楽しさがコメディーに生きてる」と話し、「見た後に明るい気持ちになれる映画になっている。大阪の人たちの前でお笑いを語るのは怖いけど、ゲラゲラ笑っていい気持ちになってほしい」とも。
豊島監督は「(明日からの公開で)涙が出そうなくらいにうれしい。漫画が大好きだったので、全部を入れようとすると映画のサイズにならなくて今の形になるまで3、4年かかった」と話した。
会場には、「ヒーロー」にちなみ、イヌナキン(大阪府泉佐野市)、地球戦士ゼロス(大阪府)、忍ジャガー(滋賀県甲賀市)、フドウリキ(京都府)の関西のヒーロー4体も応援に掛け付けた。
今月7日に全国公開する。