あべのハルカス(大阪市阿倍野区)内の近鉄百貨店本店が節分の日の2月3日、恵方巻き(巻きずし)約4万本を販売する。
節分の日、大阪から広まったという恵方(今年は南南東)を向いて巻きずしを丸かじりする習慣が定着している。毎年巻きずしを求める長蛇の列ができる同店では今年、デパ地下の20店で巻きずし約4万本を用意する。売り上げ目標は前年比5%増。担当者は「節分は一般家庭で豆まきから丸かじりに変わってきている」と話す。
節分に販売する主な巻きずしは、エビ、ウナギ、卵焼きの定番で昨年は約5000本が売れたという漁場の「上巻ずし」(864円)のほか、まい泉の「恵方ヒレかつ巻き」(864円)、韓国惣菜bibim' の韓国のり巻き「プルコギキンパ」(864円)など。
今年は好況の影響で高級巻きずしも登場。天然にこだわったというさかな屋のすしの「特選巻きずし」(5,400円)は、本マグロ、ズワイガ二、ウニ、イクラ、アワビなどを使う。店頭で1月31日まで予約を受け付ける。
営業時間は10時~20時(地下2階~3.5階は20時30分まで)。