通天閣が中心に立つ新世界(大阪市浪速区)が2012年からさまざまな企画を展開してきた「新世界100周年キン肉マンプロジェクト」が8月31日、予定通り終了する。
新世界は2012年に基となる遊園地「ルナパーク」の開業から100周年を迎えたことから記念イベントなどを展開。漫画「キン肉マン」の作者ゆでたまごの2人が大阪出身で同所が共に青春時代を過ごしたことなどから、公式キャラクターに採用していた。
同プロジェクトでは「キン肉マン」「ウォーズマン」「テリーマン」「ロビンマスク」の等身大オブジェを制作。通天閣は塔内にキン肉マンミュージアムを開設。路面電車の阪堺電車も連携してラッピング車両も誕生したほか、通天閣本通商店街にグッズ専門店「マッスルショップ」も開店するなどの広がりを見せた。
今年も毎年夏に展開していた「キン肉マンカードラリー」を実施する。新世界の飲食店など約130店が参加。カードのテーマは「キン肉マンとライバルたちの熱き戦い」で、キン肉マンとライバルが描かれた8種のカードを用意。参加店ごとに異なる条件でカードを配布。4種集めるとレアカード、全8種集めるとクリアファイルを、それぞれ進呈する。期間は7月25日~8月31日。
8月29日、ゆでたまごの嶋田隆司さんを迎えるグランドフィナーレイベントを予定する。詳細未定。