文の里商店街(大阪市阿倍野区)は4月17日、アーケード内のスピーカーを利用するDJ放送「文の里放送(仮称)」を始めた。
2013年からユニークなPRポスターを掲出して話題の同商店街が、訪れる人に情報発信しようと企画。薬店を営む浅田和夫さんが番組のプロデューサー、商店街近くでライブバーを経営する瀧下潤さんがDJを務める。商店街内の空きスペースを利用し、毎週または隔週金曜の15時~17時に生放送を予定する。
初回は同商店街を含む昭和町駅周辺で催されるイベント「どっぷり、昭和町。」の実行委員がPRを行ったほか、商店街の江籐理事長が出演。通りすがりの店主も飛び入りで出演するなど、終始なごやかな雰囲気だった。
浅田さんは「この商店街で生まれ育った。人が集まるきっかけになれば」、瀧下さんは「お店の人がPRしてほしい。番組名は募集中」と、それぞれ話す。
「どっぷり、昭和町。」が開かれる今月29日も放送を予定。放送日などの情報は同商店街のフェイスブックページに掲載する。