あべのハルカス近鉄本店（大阪市阿倍野区阿倍野筋1）ウイング館8階の近鉄アート館で12月11日、トーベ・ヤンソン生誕100年記念「MOOMIN！ムーミン展」が始まった。

ムーミンとスナフキン

　日本初公開の約150点を含むムーミン童話の原画約200点やムーミン谷のジオラマなどを展示する同展。ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの生誕100年を記念して開き、今年4月から全国を巡回。関西では同所のみの開催となる。

　初日の開場前、アニメ「楽しいムーミン一家」で主題歌を歌ったシンガー・ソングライターの白鳥英美子さん、「ムーミンワールド」マーケティングディレクターのアン・カリン コスネキンさん、フィンランド政府観光局・日本代表の能登重好さんらが出席したオープニングテープカットセレモニーが開かれ、特別ゲストにフィンランドから駆け付けたというムーミンが登場した。

　9階催会場には、関西初となる「ムーミンカフェ」も期間限定で出店。ムーミンに登場するキャラクターが描かれた「ムーミンシルエットオレ」（580円）、「ムーミンワッフルプレート」（900円）などを提供する。

　近鉄百貨店は例年、ウインタープロモーションのメーンキャラクターに「ムーミン」を起用。11月6日から、ウイング館2階にムーミンクリスマスショップも期間限定で開いている。

　開催時間は10時～20時（最終日は17時まで）。入場料は、一般＝800円、中高生＝600円、小学生以下無料。今月25日まで。