日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)の展望台「ハルカス300」で10月8日、「皆既月食観望会」が行われた。
3年ぶりに太陽・地球・月が一直線に並んで地球の影の中に満月が入り、さらに満月全体が地球の影の中に入る皆既月食。地上高さ300メートルの同ビル最上部の屋上ヘリポートで行った観望会には定員90人の特別入場券が前売り発売日の約30分で売り切れた。
天候に恵まれた当日は、大阪工業大学で宇宙物理が専門の真貝寿明教授のレクチャーも行われ、参加者はヘリポートに用意された天体望遠鏡や大型双眼鏡で月が赤く染まった皆既月食を観望した。