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阪堺電車沿線で「大阪ちん電バル」開催へ-飲食店など40店参加

実行委員長の下道さん(左)と「アリスの喫茶店」の藤本さん

実行委員長の下道さん(左)と「アリスの喫茶店」の藤本さん

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 阪堺電車沿線で9月6日~8日、飲み食べ歩きバルイベント「第3回 大阪ちん電バル」が開催される。

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 2012年に始まり、住之江区・住吉区・阿倍野区の同沿線・駅近くの飲食店など40店が参加する同イベント。地元有志が同地域の活性化を目的に企画した。参加店が500円程度の特別メニューを提供する。

 前回までのチケット制と違い、缶バッジ(500円)を購入することでバルメニューが飲食できるシステムにした。スタンプラリーで景品が当たる抽選も実施。缶バッジの販売と抽選会場は、6日=住吉公園駅構内(10時~21時)・住吉大社境内西側(10時~15時、抽選は行わない)、7日・8日=住吉大社鳥居前(10時~21時)。各店の営業時間やバルメニューなどはホームページで確認できる。

 今回初めて、住吉公園でキャンドルナイトも開催。福島県から種を取り寄せ、住之江区で咲いた菜の花の油でともすランプ、ろうそく約1000本を用意する。開催時間は各日とも19時~22時。

 併せて6日には、阪堺電車の貸し切り車両で、バー仕様の「ウットラム紀州号」を「大阪ちん電バル号」と題して運行。乗車料金は1,000円(飲食代込み)。完全予約制で、ホームページで受け付ける。

 今回の開催に当たり、クラウドファンディング「FAAVO大阪」で20万円(設定額)を調達した。実行委員長でコミュニティースペースを経営する下道秀美さんは「クラウドファンディングが無かったら今回の開催は厳しかった。8日は住吉大社で観月祭も開かれる。キャンドルナイトが恒例のイベントになってほしい。店を回るには阪堺電車の1日乗車券(大人=600円)を利用していただければ」と呼び掛ける。

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