新世界（大阪市浪速区）で7月22日、廣田神社（同区）の夏祭りに合わせて行われる恒例の「新世界夏祭り」が開催された。

レースクイーンもみこしを担ぐ

　当日は同所で活動するアーティストや地元の人など約200人が参加。モデル事務所に所属するレークイーンなど10人、日本橋のメード喫茶のメード6人、愛染まつりの愛染娘2人など新世界以外の人も。大きな掛け声を出しながらジャンジャン横丁など通天閣周辺をみこしを担ぐなどして巡行した。

　同祭は50年以上続く恒例行事。地元の子どもの減少などで参加者は減少気味だったが、数年前から外部の人を受け入れるようになり、年々参加者が増えているという。

　新世界町会連合会の大西幸次郎会長は「参加者が増えているので、枕太鼓の烏帽子（えぼし）も新調した。参加希望の子どもが増えてきたのもうれしい。新世界独自の祭りにして活性化につなげたい」と期待を込める。