通天閣(大阪市浪速区)地下のわくわくランドで7月13日、5カ国6人が紙芝居で競うイベント「紙芝居ニューワールドグランプリ」が開かれる。
紙芝居屋のガンチャンこと岩橋範季さんが、任意団体「国際紙芝居連盟(FIKA)」を立ち上げたことを記念して主催。岩橋さんは大阪を拠点にさまざまな場所で紙芝居を上演し、「ツムテンカク」(新世界)や「どっぷり昭和町」などのイベントにも参加している。
大会に出場するのは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、台湾、中国の5カ国6人。いずれも紙芝居の経験がなく、日本語を話せる人も母国語で上演する。演目はそれぞれの国に関連したものを用意。2つのブロックに分けて予選と決勝を予定する。
岩橋さんは「日本独自の紙芝居に外国の人がチャレンジしたらどうなるかと思った。シアトルで紙芝居をした時、片言の英語でも黄金バットの高笑いで盛り上がるなど雰囲気と絵で通じた。実験的なイベントになるが、アナログのじかに空気感が伝わる面白さを感じてほしい。紙芝居が世界に広がれば」と話す。
開催時間は13時~15時。観覧無料。