日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)展望台「ハルカス300」が4月5日・6日、同1日に当日券を販売してから初めての休日を迎えた。
地上高さ300メートル(地下5階地上60階建て)の同ビル最上部(58階~60階)が展望台。グランドオープンした3月は完全予約制で、当日料金に500円が加算される日時指定券のみ扱っていた。当日券を販売してから、2階チケットカウンター前に最大で約500人の長蛇の列ができ、5日・6日は最長で約1時間待ちが発生するなどにぎわった。
事業主の近畿日本鉄道は4月1日、3月7日~31日の25日間で展望台に約17万人(ビル全体で約356万人)が入場したと発表。ビル全体の予想来場者数は年間4740万人。担当者は「4月に入って展望台に先月より多い1日8000~1万人くらい来ている。毎月イベントを開くなどして、話題を絶えず提供していきたい。百貨店は消費税増税の反動があるかもしれないが、全体としては計画通り」と話す。
今月8日には、展望台の屋外広場「天空庭園」で吉本新喜劇が上演される。出演は、内場勝則さん、池乃めだかさん、未知やすえさんなど。上演時間は14時~、16時~。観覧無料(要入場料)。
展望台の営業時間は10時~22時(5月6日までは8時30分から)。入場料金は、大人(18歳以上)=1,500円、中高生=1,200円、小学生=700円、幼児(4歳以上)=500円。