日本一の超高層ビル「あべのハルカス」（大阪市阿倍野区）の百貨店「あべのハルカス近鉄本店」は4月3日、館内のフロアマップなどに掲示したQRコードで10言語に対応するサービス「QR Translator（トランスレーター）」を始める。

QRコードのイメージ

　館内の約70カ所に設置したフロアマップなどに掲示したQRコードを来店客がスマートフォン、タブレット端末で読み取ると、館内案内・免税手続きなどの情報が利用客の母国語に自動的に翻訳されて表示される（他言語も選択可能）。対応言語は日本語・英語・中国語（簡体字・繁体字）・韓国語・ポルトガル語・タイ語・インドネシア語・マレー語・ヒンディー語。近鉄百貨店によると「百貨店初」という。

　同店では3月4日、ウイング館地下1階にサービスセンターを開設。中国語・英語が対応できる係員を配置し、免税品の手続きや海外に向けた宅配手配など外国からの観光客に向けたサービスを行っている。