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阪堺電車の低床式車両「堺トラム」、天王寺駅前まで運行開始

天王寺駅前から「堺トラム」が出発

天王寺駅前から「堺トラム」が出発

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 阪堺電車の低床式車両「堺トラム」が3月1日、3月7日にグランドオープンする日本一の超高層ビル「あべのハルカス」前の天王寺駅前停留所までの営業運転を始めた。

天王寺駅前を出発した「堺トラム」

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 堺トラムは昨年8月、1編成目「茶ちゃ」が浜寺駅前から我孫子道間のほぼ堺市内で運行を始めた。既存車と比べて30~40センチ低い低床式で、車いすやベビーカーでも乗降しやすい仕様になっている。定員は76人で、席数は27席。同日から2編成目となる「紫おん」も導入した。同車両の導入に堺市(堺市公共交通活性化促進基金の寄付含む)が3分2、国が残り3分の1の割合で負担した。計3編成の運行を予定している。

 今後、天王寺駅前~浜寺駅前間を、平日=上下計20便、土曜・休日=上下計17便を運行する(一部我孫子道発着)予定。

 当日は、Hoop(大阪市阿倍野区)1階で記念セレモニーも開かれ、阿倍野区・羽東良紘区長、堺市堺区・東洋一区長、堺市西区・山野務区長、近畿日本鉄道・赤坂秀則取締役専務執行役員などが出席した。司会は鉄道アイドルの斉藤雪乃さんが務めた。

 一番電車には、事前に配布された整理券で乗車した鉄道ファンら約70人が乗車。斉藤さんの合図で出発した。

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