3月7日にグランドオープンする日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)の「大阪マリオット都ホテル」で3月3日、歌舞伎役者の片岡愛之助さんをファーストゲストで迎えた記念セレモニーが開かれた。
当日は、同ビル百貨店内の「近鉄アート館」で2月22日、演劇事業復活公演に出演した大阪出身・在住の愛之助さんがフロントに登場。片岡さんは翌4日に42歳の誕生日を迎えることで、サプライズでスタッフがバースデーソングを合唱し、支配人からバースデーケーキが贈られた。愛之助さんは「びっくりした。このようなサプライズで記念に残る誕生日になった」と話し、宿泊する55階のインペリアルスイートで会見に応じ「昔からこの辺りは食事することも多く、300メートルのビルが建つとは思わなかった。近鉄アート館のこけら落としも務めさせていただき、思い出いっぱいの『あべのハルカス』になった。景色を見るとグーグルマップを見ているみたい」とも。
ハルカスのグランドオープン時に開業する同ホテル。世界で展開するマリオット・インターナショナルと近鉄グループの都ホテルとのダブルブランド。客室数は360室で、全室がツインルームまたはダブルルーム仕様。客室は38階~55階に位置し、ホテル最上階の57階に地上高さ約271メートルのレストラン「ZK(ジーケー)」を備える。客室料金は、スーペリアルーム(140室、38平方メートル)=3万5,000円~3万8,000円、スイートルーム(6室、73~162平方メートル)=12万円~35万円など。全て税・サービス料別。
同ビルは今月7日、ホテルのほか、展望台「ハルカス300」も開業。さまざまなオープニングイベントを予定する。