日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)の百貨店「あべのハルカス近鉄本店」で1月2日、初売りが行われ、福袋目当ての多くの客でにぎわった。
同ビルにオープンしてから初めての初売り。当日は開店前に約4000人が並んだ。特に人気が予想される福袋には7時から整理券を配布。混雑具合から開店時間を9時40分にして20分早めた。オープンと同時に目当ての福袋に駆け込む様子が見られた。
福袋は、同ビルの高さ300メートルにちなんだ300万円福袋(13種)などさまざまな福袋約5万袋を用意。昨年の3万5000袋と比べて大幅に増やした。50万円以上の福袋は昨年の4倍。最高値は「横山大観 三保の不二山」で3,776万円。
同店は昨年6月、3月7日にグランドオープンする「あべのハルカス」に「近鉄百貨店阿倍野本店」から名称変更して一部先行開業。全面開業するグランドオープン時の営業面積が約10万平方メートルで日本最大の百貨店となる。