JR阪和線・南田辺駅近くの「桃ヶ池長屋」(大阪市阿倍野区桃ヶ池町2)で10月26日・27日、4店で手作りの雑貨などを販売するイベント「秋むすび」が開催される。
1929(昭和4)年に建てられた長屋には、「器と暮らしの雑貨 カタルテ」「カフェバー りんどうの花」「オーダーメードの洋服・雑貨のアトリエ coromo」「やさい料理 はこべら」の店が軒を連ねる。同イベントは店同士、訪れた人とのつながりを形にしたいと昨年から春・秋に開催して今回が3回目。
会場では、小物などの手作り作品、植木、無農薬野菜などを販売するほか飲食物も提供する。長屋近くの「よってこサロン」で、さをり織りの体験、駄菓子の販売も予定。今回は同じ通りに開店を予定する冨士濃造園もイベントスペースとして加わる。
カタルテの宮倉さんは「通りが昔のにぎわいを取り戻す時間になれば。古い建物にしか出せない空間や作り手が見える商品の良さを感じてもらい、既製品ばかりの暮らしではなく、良いものを長く大事に使っていくのがすてきだなと、少し暮らしを振り返ってもらえたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。