天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)サスティナブルガーデンで10月18日、天王寺小学校2年生児童38人が稲刈りと芋掘りを行った。
今年6月に生徒が田植えして実った穂をグリーンコーディネーターの指導の下で稲を刈り、芋掘りも行った。収穫したサツマイモは児童が「ゾウのエサに使ってください」と飼育スタッフに贈った。サツマイモは児童が見守る中、飼育スタッフからアジアゾウのラニー博子に与えた。同校では昨年から、授業の一環でサスティナブルガーデンでの収穫体験を行っている。
サスティナブルガーデンは、ゾウのふんを専用の処理機で有機堆肥に変えて使い、ニンジン、天王寺蕪(かぶら)、田辺大根などを栽培。収穫した野菜は動物のエサなどにしている。
刈られた稲穂は11月に児童らがしめ縄にして同園で年末年始に飾る予定。