天王寺動物園でホッキョクグマに氷柱贈る-大暑の日、観客見守る中

氷柱を贈られて喜ぶ様子のホッキョクグマのゴーゴ

氷柱を贈られて喜ぶ様子のホッキョクグマのゴーゴ

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)で大暑の日の7月23日、同園の人気者ホッキョクグマのゴーゴ(雄、8歳)に好物のリンゴが入った約75キロの氷柱2本がプレゼントされた。

氷をくわえるホッキョクグマのゴーゴ

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 1年で最も暑いとされる「大暑」の日に行われる恒例行事。暑さが苦手なホッキョクグマの減退しがちな食欲を増進させるのが目的。暑さ対策として夏の間は寝室のエアコンを稼動している。

 当日は炎天下にかかわらず多くの観覧客が集まった。ゴーゴが氷を割ってプールに飛び込む様子が見られ、歓声が上がった。

 ゴーゴは2006年に豚まんで有名な「蓬莱」(浪速区)が同園に寄贈し、今回の氷柱も用意。名前の由来は同社の店名「551」から。2011年に繁殖目的で浜松市動物園からバフィン(雌、21歳)が来園。現在は交互に展示する別居状態だが、今年3月に初めて交尾したことが確認された。妊娠しているかどうかは秋ごろに分かるという。

 入園時間は9時30分~17時。入園料は、大人=500円、小人=200円(就学前児童、大阪市内在住・在学の小中学生、大阪市内在住で65歳以上は無料)。

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