天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)で衣替えの日の6月1日、毎年恒例のヒツジの毛刈りが行われた。
1頭のヒツジに飼育スタッフが4~6人掛かりでヒツジの毛を刈る
梅雨の時期にヒツジが健康で夏を涼しく過ごせるようにと毎年行われている。同園のヒツジは5頭(雄1頭、雌4頭)。ヒツジ1頭から刈る毛は約4キロの毛になり、背広1枚分の量になるという。
休日となったこの日は多くの観覧客が見守る中、1頭のヒツジに飼育スタッフが4~6人掛かりではさみとバリカンを使い、毛刈りを行った。
刈った毛は、佐野工科高校(泉佐野市)の授業の一環で、洗浄や染色などを行い、あべのマーケットパーク キューズモール(阿倍野区阿倍野筋1)で8月18日、ヒツジのぬいぐるみを作るワークショップで使用する予定。